日頃よりご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
本日より開始するイベントのお知らせです。
デンマークを代表するデザイナー“Kay Bojesen / カイ・ボイスン”。
カイ・ボイスン(1886-1958)は、Georg Jensen (ジョージ・ジェンセン)で修行を積んだ後、1910年に銀細工師としての道を歩み始めました。その後1938年にデザインしたカトラリーは、当時戦時状況下で銀の供給が困難で、当時珍しかったステンレスを用いて制作、1951年のミラノ・トリエンナーレ展に出品したところ、3年連続で最優秀賞受賞という快挙を遂げ、一躍有名になりました。
その才能は金属だけにとどまらず、 1930年代には長男の誕生をきっかけに木製玩具の製作を開始。
1934年に動物シリーズの初作となるダックスフントがデザインされました。友達の飼っている犬をモデルとしたと言われるダックスフント。
身近なものや動物をモチーフとした作品をその後も数多く生み出し、デンマークのみならず、世界中で親しまれるようになりました。そのアイコン的な存在となった“Monkey / モンキー”はNESTでも定番のウッドオブジェです。
1934年生まれの「Dachshund/ダックスフント」。今年90周年を迎えます。
その記念としてこれまでに製造されていたウォールナット材に加えて、オーク材にブラックで塗装が施されたダックスが仲間入り。大きさも、これまであったスモールサイズに加え、オリジナルのラージサイズも発売されます。
これを記念しPOP UPイベントを開催しております。
期間は6月15日(土)から7月15日(月)まで。
カイ・ボイスンの生み出したたくさんのオブジェたちを一堂に集結!!
普段は居りませんモンキーのLサイズ,パンダやゾウなども実物をご覧いただけます。
商品はすべて購入可能。(中には受注取り寄せ品もございます)
新発売の「Dachshund ブラックカラー」をご購入のお客様には先着で【ダックスフント柄のオリジナルトートバック】をプレゼント!!
ご希望のお客様はお早めにお問い合わせください。
【Kay Bojesen Denmark (カイ・ボイスン デンマーク)】
Kay Bojesen Denmark (カイ・ボイスン デンマーク)は、世界中で愛される木製モンキーの生みの親であり、デンマークで最も有名なデザイナーの一人 “カイ・ボイスン” の作品を製造しているブランドです。カイ・ボイスンの死後30年余りはその家族が経営していましたが、1991年に現ローゼンダール・デザイングループが木製商品の商業権を引き継ぎ、「ローゼンダール社 コペンハーゲン」として復刻生産を開始、2010年には「カイ・ボイスン デンマーク」というブランド名に統一しました。カイ・ボイスンの意志を引き継ぎながら、商品化されていなかったもの や隠れた名デザインを積極的に復刻しています。
また、FSC認証の木材を使用するなど、環境に配慮した取り組みも行っています。アイコン的な存在のモンキーは、今や誰もが知る代表作。「丸みがあり、柔らかく手に持った時の心地良さを大切に」という彼のデザイン哲学のもと、今でもひとつひとつ手作業で丁寧に作られています。
【Kay Bojesen (カイ・ボイスン)】
1886年生まれ。Georg Jensen (ジョージ・ジェンセン)で修行を積んだ後、1910年に銀細工師としての道を歩み始めました。1920年代に当時のホルムガード社社長のクリスチャン・クラウベルとともに、選りすぐりのデンマークデザインをセレクトして販売する「Den Parmanente (デン・パーマネンテ)」という革新的なデザインショップを創設、現代のデザイン・センターの先駆けともいえる活動を開始しました。
カイ・ボイスンの名が一躍知られるようになったのは、1938年にシルバー用にデザインされたカトラリー。戦時状況下で銀の供給が困難だったことから、当時珍しかったステンレスを用いて制作、1951年のミラノ・トリエンナーレ展に出品したところ、3年連続で最優秀賞受賞という快挙を遂げたのです。それにちなんで、「Grand Prix (グラン・プリ)」と名付けられたこのステンレスカトラリーは、デンマーク王室御用達にも認定されています。
彼の才能は金属だけにとどまらず、1930年代より制作を開始した木製オブジェの数々は、カイ・ボイスンのもう一つの顔となりました。「動物のデザイン上の線 (line) は微笑み (smile) にならなければならない」、「木製の動物は本物の動物の真似であってはならない」などの信条のもと、今やデザインアイコンとなったモンキー (1951年発表) をはじめ、さまざまな動物たちは、デンマークのみならず、世界中の人々に親しまれています。